ゴー宣DOJO

BLOGブログ
泉美木蘭
2016.8.31 06:27

八幡和郎氏の天皇陛下軽視

元通産官僚で徳島文理大学教授の八幡和郎氏が、
次のようなブログを書いておられました。

◎陛下のお言葉が立派すぎて象徴天皇制は危機に?

◎女系天皇の是非は悠仁さまのあとまで封印を
http://agora-web.jp/archives/2021067.html

◎勝手に退位してしまった歴代ただ一人の天皇の話
http://agora-web.jp/archives/2021051.html



八幡和郎氏の皇位継承に関するブログは、どれを読んでも、
筋道と核心がいまいち判然としない不思議なものが多いのですが、
読み合わせて要約すると、

「譲位には賛成、その場合、特別法での一代限りの譲位は反対、
有識者会議にゆだねるのも反対、国会と政府が自ら議論して、
皇室典範を改正するべき」

ただし、

「旧宮家復帰派と女帝女系派両方の可能性を同時に追求できる
ようにする方がよい」

しかし、

「女系・女性天皇についての議論は…
悠仁さまが天皇に即位される代
までは、現在の男系男子継承の
原則を確約して、封印するべき」

なぜなら

「その先は、21世紀後半になってからの問題なのだから」。


つまり、《女性に継がせることは反対、この問題は21世紀後半まで
先送りしてしまえ》という考えです。

一見、もっともらしい言葉を並べて、両論を尊重するように見せかけて、
現状維持以外は何も言っておらず、肝心な問題は先送りする手法。
原発再稼働の説明にそっくりで、いかにも官僚らしいですね。
官僚向け文章教本に掲載できそうな内容だと思いました。

八幡和郎氏は、天皇陛下のお言葉には素晴らしく感動したそうですが、

「しかし、国民がそれを受けてご希望通りにしてあげなくてはというムード
であることには疑問を感じた」
「やはり国民が陛下の言葉の通りにしなくてはというようになってしまって
いるのは考えもの」

なのだそうです。
その理由は、陛下がお話しくださった象徴天皇としてのおつとめは、
「今上陛下のスタイルとしてそうされてきただけ」
で、ほかの天皇にはほかのスタイルがある、と。
だから、陛下のお言葉に重みがあっても、簡単に受け入れてはならない
のだそうです。

八幡和郎氏も、竹田恒泰氏と同じ、《天皇陛下軽視の感覚》ですね。
感動した、素晴らしいと言っておきながら、「陛下なんてどうでもいい」
としか思っていないのです。

時浦さんが『よいしょでいこう!』に克明に書いて下さっていますが、
竹田恒泰氏も

「天皇陛下のお気持ちもさることながら、国民の気持ちも大切なわけですよ」

などと言っています。
天皇陛下よりも国民のほうが偉いと思っているのです。
こういう方は、同時に「大多数の国民よりも自分のほうが偉い」とも思って
います。
国民を尊重すべしといいながら、「どうせ国民世論と秋の空」という感覚で、
国民の、陛下への敬愛を「このムードは考えもの」と馬鹿にするのです。

八幡和郎氏は、いかにも知識があって、よく考えているようなフリをしながら、
結局《女はダメ》《天皇陛下より自分のほうが偉い》という感覚以外は
何も持っておらず、現状維持で先送りさせようとしているだけ。
陛下のお気持ちを踏みにじるかなり悪質な行為にほかなりません。



緊急開催!!



天皇陛下のお気持ちをなぜ叶えないのか?」

平成28年9月11日(日)午後1時 から
『人事労務会館』 にて開催します。

「人事労務会館」
(住所:東京都品川区大崎2-4-3 )は、
JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン・りんかい線
『大崎駅』 の 北改札口 を出て左へ、
「西口」 側の左階段を降りて、徒歩3分です。

毎回、会場の場所が分からず迷われる方が、多くいらっしゃいます。

人事労務会館のHPにて、場所をよくご確認の上、ご来場下さい絵文字:重要
(HP掲載の、駅から会場までの地図を印刷し、持参されることをオススメします )

詳しくは、 “ こちら ” でどうぞ。

911日(日曜)、「ゴー宣道場」を

緊急開催します。

天皇陛下のお気持ちをなぜ叶えないのか?

政府は皇室典範に手を付けず、「一代限りの特別立法」で

済ませるつもりです。

決死の覚悟で「お言葉」を表明された天皇陛下のお気持ちを

踏みにじることになります。

 

我々は陛下を応援します。

天皇陛下は孤独ではない。

我々は「承詔必謹」だと示しましょう。

 

急な決定なので、師範の都合が合うかどうか心配だったの

ですが、高森氏が「最悪2人だけでもやる」と言い、

笹さんも泉美さんも理作氏も即決OKでした。

 

一般参加者を募集しますが、例え少人数になっても我々は

開催します。

設営隊の諸君は何名集まるか?

ただちに確認してください。

当日、道場の入場料は、お一人様1000円です。


参加ご希望の方は、このweb上の申し込みフォームから申し込み可能です
絵文字:重要絵文字:パソコン

上 ↑ のメニュー「道場参加申し込み」もしくは下 ↓ の申し込みフォームバナー(画像)
クリックして、申し込みページにお進み下さい絵文字:よろしくお願いします
入力必須項目にご記入の上、お申し込み下さい絵文字:重要絵文字:メール

お申し込み後、記入されたメールアドレス宛に「申し込み確認メール」が届きますので、
ご記入内容に間違いがないか、よくご確認下さい。

※「申し込み確認メール」が届かない方は、以下のような原因が考えられます。

・迷惑メール対策サービスを利用していて、「ゴー宣道場」からのメールが迷惑メールと判定されている
・着信拒否サービスを利用していて、「ゴー宣道場」からのメールが着信拒否の対象となっている
・ドメイン指定受信を利用していて、「gosen-dojo.com」のドメインが指定されていない
・セキュリティソフトやメールソフトで迷惑メール対策をしていて、 「ゴー宣道場」からのメールが迷惑メールと判定されている

reply@gosen-dojo.com」からのメールを受信できるよう再設定をお願い致します。

「申し込み確認メール」が届かない場合、当選メールも届かない可能性がありますので、
ご注意ください絵文字:重要


申し込み〆切後、当選された方にのみ「当選メール」を送らせて頂きます。

当選された方は、道場当日、
その「当選メール」をプリントアウトの上、会場までご持参下さい。
プリントアウトができない方は、当選メールの受信が確認できるもの
(携帯電話、タブレット等)をお持ちの上、ご来場ください。

 道場参加申し込みフォーム

応募〆切 は 平成28年8/31(水) です。

当選通知の送付は、応募〆切後になりますので、しばらくお待ち下さい絵文字:よろしくお願いします

皆様からの多数のご応募、お待ちしております絵文字:重要絵文字:晴れ


泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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